ネットワーク環境学習にとても便利な仮想アプライアンス VITOCHA
http://sim.internot.jp/vitocha/
今回は、この VirtualBox での実行に最適化された仮想アプライアンスを VMware Workstation Player 並びに VMware ESXi に import する手順を詳説していく。
VMware Workstation Player に import できれば良い方は、Player に import するまでの手順で終えていただければ結構である。
必要なプロダクト
VMware Workstation Player
VMware vCenter Converter Standalone
1. 7zやtarを解せるプログラムでInternetSim.ovaファイルを展開する
2. InternetSim.ovfファイルの中身を書き換える
変更箇所1 前) ovf:capacity="19326328320"
後) ovf:capacity="19327352832”
下記の情報を参考にしました。
ぱいな(@paina) さんの検証内容より
https://gist.github.com/paina/1d812fea78ed7262aad128ee53f15cd3
変更箇所1 ovf:capacity="19326328320"
ovf:capacity="18" ovf:capacityAllocationUnits="GigaBytes"
変更箇所2 ovf:capacity="21474836480"
ovf:capacity="20" ovf:capacityAllocationUnits="GigaBytes"
3. VMware Workstation Player に InternetSim.ovf を読み込ませて仮想マシンを登録する
ここでの仮想マシン名はESXiに移行する際には変更できるので適当なもので構わない。
エラーが出るが、無視して再試行をクリックする。
4. VMware Workstation Player はここまでで終了しておく
5. vCenter Converter Standalone でWorkstationからESXiにimport
ConvertMachine を実行
Source SystemでPowered off 、VMware Workstation or other VMware virtual machine を選択し、VMware Workstation Player でimportしたVMの仮想マシンファイルを選択
Destination SystemでVMware Infrastructure virtual machineを選択し、ESXi の管理用IPとログイン情報を入力
import後の仮想マシン名を入力し、保存先のdatastoreを選んで、ハードウェア構成を好みのものにしたら、Finishしてimportを待つ
6. 完成
番外編
ovfのコンバートをしない汎用的な方法必要なプロダクト
VirtualBox
qemu (toolのみインストール)
1.DLしたovaをVirtualBoxにimport
importメニューから用意したovaファイル(仮想アプライアンス)を選ぶ2.importしたフォルダにあるディスクイメージ vdi を qemu-img でvmdk にconvert
"c:\Program Files\qemu\qemu-img.exe" convert -f vdi -O vmdk InternetSim-disk001.vdi InternetSim-disk001.vmdk"c:\Program Files\qemu\qemu-img.exe" convert -f vdi -O vmdk InternetSim-disk002.vdi InternetSim-disk002.vmdk
3.VMwarePlayerでVMを新規作成
あとでOSをインストールを選択その他からFreeBSD11 (無印が32bit)を選択
ディスク容量の指定で仮想ディスクを単一のファイルとして格納を選択(あとで消す)
ハードウェアのカスタマイズは好きなようにする
4.作成したVMを編集しHDDのカスタマイズを行う
VM作成時に同時に作成したHDDは削除する手順2.で変換したvmdkをIDE接続で追加する(2つ)
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